大阪・福島区の野田阪神駅前いまい皮フ科小児皮フ科アレルギー科です。日本皮膚科学会専門医・アレルギー学会専門医の院長が、アトピー性皮膚炎やニキビ等に対して専門性を生かした保険診察を行います。光線・紫外線療法が可能。昼13時夜19時まで診察。初めての方もご予約可能、阪神野田駅から徒歩1分

しもやけ

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しもやけ(凍瘡)とは?

冬の寒い時に、末梢の血液循環が悪くなるために炎症がおきる疾患です。手足の先端または真ん中が赤紫色になります。症状に痛い、かゆい、腫れる、お風呂で温まると症状が悪化する、などの特徴があります。

野田阪神駅前いまい皮フ科小児皮フ科アレルギー科では、皮膚科専門医かつアレルギー専門医で、小児皮膚科学会においても2023年度の学会プログラム委員を務めた院長がしもやけ(凍瘡)の治療を行います。野田阪神(福島区、此花区)でお子さんがしもやけ(凍瘡)なら、当院にお気軽にご相談ください。

しもやけ(凍瘡)の分類

1

樽柿型しもやけ

樽柿型しもやけ

こども(学童)に多いタイプです。手や足の指の真ん中が腫れるので、あたかも骨折のように見えることがあります。頬・鼻・耳にもよくできます。樽柿は渋柿を酒樽に入れて渋抜きをしたもので、腫れた指が柿のように見えることから命名されました。

2

多形紅斑型しもやけ

多形紅斑型しもやけ

高齢者に多いタイプです。手足、特に指先がまだらに青色から紫色になります。

しもやけ(凍瘡)の病態と原因

通常、冬に屋外に出て手足が寒くなると、熱を体外に放出しないように毛細血管が収縮し、暖かい部屋に戻れば、また血管は開きます。ところが、学童期の小児や高齢者では、血管が元に戻らずに収縮したままとなり、循環障害が生じて、壊れた細胞からサイトカインなどが放出されることにより、血管閉塞または血管周囲に白血球が浸潤し、うっ血や炎症(皮膚炎)が発生します。しもやけになりやすい体質(遺伝)、血管の加齢性変化、エリテマトーデスや強皮症といった膠原病が、原因となることがあります。

当院における治療

  • ステロイド外用薬

    しもやけの痒みは、しもやけ部分の皮膚の血管周囲を中心とする白血球浸潤によるものであることが分かっているので、治療としてはステロイド外用薬が有効です。

  • ユベラ軟膏

    血管を拡張して血流を良くする塗り薬として、ビタミンEとビタミンAの外用剤があります。

  • 漢方薬

    当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)など、しもやけに保険適用のある漢方薬があります。粉薬を好むご高齢の方に最適です。

日常での注意点

お子様の場合は手袋や帽子で保温をすること、汗をかくことで足が冷えるため、長時間屋外でスポーツをする場合(サッカーなど)は、汗をかいたら靴下を交換することが予防に有効です。

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執筆者:
今井康友(医学博士、皮膚科専門医、アレルギー専門医)

クリニック情報

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16:00~19:00 ●▲ ●▲

※ 当院の診察受付締め切りは18:30までです

● 院長(男性医師)

▲ 永井 諒(男性医師)

★ 坂本幸子(女性医師)

・当院では医師の指定はできませんが、乾癬・酒さなどの特殊疾患は院長が、手術は坂本医師・永井医師が対応させていただきます。

・当院の医師は全員が皮膚科学会正会員かつ皮膚科専門医の認定資格を取得しています。

休診日木曜、土曜午後、日曜、祝日

〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江5丁目1-1
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