大阪市福島区の、野田阪神駅前いまい皮フ科では、皮膚科医で持っている人は珍しい「がん治療認定医」を所持している皮膚科医師が診察しております。このたび、「がん治療認定医」の資格を更新し、10年間以上の資格保持に対してピンバッジを授与されました(写真)。「皮膚がん」が心配な方は、お気軽に、当院を受診してください。ダーモスコピーという特殊なレンズで診察することで、良性か悪性か区別することができます。ただし、当院はクリニックですので、癌の手術は行っておらず、もし本当に皮膚がんだった場合は、連携している基幹病院を紹介させていただきます。ちなみにがん治療認定医は、開業医が更新するのは、非常に困難な資格です。昨今、がんの治療は進歩が激しいだけでなく複雑化しており、「がん治療認定医」の試験範囲は皮膚がんだけでなく、すべての悪性腫瘍(がん)となっておりますので、要するに、自分自身の専門領域を飛び越えた、幅広い悪性腫瘍の最新の知識を取得することが求められます。・・・例えば抗がん剤の副作用で皮膚炎が出た場合に、その患者様が罹患しているがんの知識という「皮膚科以外の知識」が判断には必要です。したがって、「がん治療認定医」の意義は、皮膚がんという高い専門性を担保するのみならず、幅広い悪性腫瘍の知識を持つことで多職種+多診療科の連携を行うためのものであると考えております。

そのような理由から、内臓悪性腫瘍(がん)の治療の副作用による皮膚炎で通院中の患者様も、当院にはたくさん、いらっしゃいます。このような患者様を守るため、院内では引き続き、マスク着用にご協力のほど、お願い申し上げます。