患者様からの「シミ、赤ら顔、ニキビ痕、ヒゲ脱毛」のご要望にお応えするため、IPL(Intense Pulsed Light)装置(セレックV)を導入しました。肌質改善のフォトフェイシャルモードだけではなく、様々な疾患に対応できる装置です。自費の美容皮膚科について、詳しくはこちらをご覧ください。当院は主に保険診療を行う皮膚科ですが、結局、当院と美容外科(自費診療だけの医院)を同時に受診されている患者さんも多く、また、大阪の美容皮膚科でもいわゆる「ぼったくり(アップセル)」が横行しており、患者さん自ら美容皮膚科(美容外科)を探すのが難しくなっていると感じていることから、当院自ら、美容皮膚科の定番メニューを用意することにしました。

特に、アトピーやニキビが重症だけど顔のヒゲ脱毛をしたい方、赤ら顔が治らない方に対する光線療法は、一般的な美容外科・美容皮膚科では対応できないことが多く、自院で開始しようと考えた次第です。

<自費診療についてのお願い>

美容皮膚科領域は完全予約制(時間予約)の自費診療となり、保険診療(順番予約)と同時に受診することはできません。

  • IPLは雀卵斑様の小さいシミは得意なのですが、取れないタイプのシミもあります(まず、ホクロがIPLでは取れません。高齢の方の大きな厚いシミや肝斑はIPLでは改善できません。逆にレーザーで取れない薄いシミにも効果があります。また、皮膚がんの場合は切除手術が望まれます)。IPLが不向きなシミと診断した場合、ご希望があれば信頼のできる他院に紹介状を作成致します。なお、安価なシミ・肝斑の対策として、ハイドロキノン外用(1本2,200円)、アゼライン酸外用(1本1,980円)、トラネキサム酸(トランサミン)外用液(150mLボトル 6,600円)を導入しています。
  • 赤ら顔の治療としてIPLを行っている医院は少ないですが、学会ガイドラインでも推奨されているエビデンスのある治療です。当院は自費診療の領域においても確実なエビデンスの期待できる「真面目な治療」をご提案いたします。Vビームでダウンタイムが激しかったり、酒さが逆に悪化してしまった方が当院をよく受診されておりますが、IPLならダウンタイムはほとんどありません。
  • 脱毛は男性の顔面のヒゲのみ、治療対象としています。女性向けの脱毛メニューや、顔以外の脱毛メニューはございません。アトピー性皮膚炎やニキビがひどすぎて脱毛専門サロンや美容外科で断られた方も、当院ではヒゲ脱毛を行える可能性が高いです。

当院の美容皮膚科について、詳しくはこちらをご覧ください。

 

※2023年1月から行っておりましたIPL装置(セレックV)の「シミ、赤ら顔、ヒゲ脱毛」に関するモニター患者様の募集はすでに終了しております。

※自費診療(美容皮膚科・美容外科)のみを行う有名クリニックを受診して、10万円くらいの予算のつもりが100万円くらいの見積もりが出てきた、といったご相談がよくあります。このような美容皮膚科を選びにくくなった現在の環境を考慮して、当院では看護師を増員し、自分たちで自費診療部門をスタートさせる運びとなりました。当院は、ホームページに掲載している適正価格で、真面目に施術をご提供致します。

※院長は、認定再生医療等委員会教育研修会プログラム修了、かつ幹細胞に関する論文(Imai Y, J Dermatol 46: 276–278, 2019)の筆頭著者もありますが、現状では安全性の懸念ならびに価格と効果が一致しないことから、当院では再生医療や幹細胞を用いた治療は行っておりません。