青年性扁平疣贅(扁平疣贅)はウイルスによる難治性の疣贅です。通常の保険診療のヨクイニン内服で難治な場合、当院では、扁平疣贅の自費診療としてイソトレチノイン内服による治療を行っております。

上記のモニター症例(日本人症例)はイソトレチノイン40mgを4ヶ月内服しています。扁平疣贅の個数が非常に多い状態でしたが、表皮のターンオーバーが促進されることでウイルスが排泄され、疣贅が消退しています。

イソトレチノインは扁平疣贅に対して有効性が報告されており、特に多発例や従来治療抵抗例で効果が期待できます。0.5~0.6 mg/kg/日程度の投与で3か月以内に70%以上の寛解率が示されており、低用量(0.1~0.3 mg/kg/日)でも一定の効果が認められます。ただし、イソトレチノインは米国FDAで「ざ瘡」にのみ承認されており、疣贅への適応はありません。日本でも、イソトレチノインによる青年性扁平疣贅治療は自費診療で実施可能ですが、保険適用外であることに注意が必要です。大阪で扁平疣贅のイソトレチノイン内服治療をご希望の方は、大阪市福島区の野田阪神駅前いまい皮膚科の受診をご検討ください。

当院における、イソトレチノイン自費診療についてはこちらをご覧ください(ざ瘡のページにリンクします)。

費用(2025年掲載時)イソトレチノイン
20mg 30錠 (30日分) 11,000円 (税込)
副作用・リスク乾燥、脱毛、肝機能障害、高脂血症、胎児奇形など