院長の今井らのアトピー性皮膚炎の論文が、国際的な医学雑誌であるAllegy(インパクトファクター:12)にアクセプトされました(共著)。以前、2型自然リンパ球がIL-33が過剰な状態の皮膚で増加することは、今井らが以前に報告した通り(PNAS, 2013)で、この500以上の論文で引用されるなど有名な論文となっています。このたびの論文では、同じIL-1ファミリーのサイトカインであるIL-18が過剰な状態でも2型自然リンパ球が皮膚で増加することを見いだし、さらに、その免疫学的特徴をシングルセルRNAーSeqで網羅的に解析することで、病原性のある2型自然リンパ球の特徴について明らかにしました。この論文は、いまい皮フ科(兵庫医大)と三重大学の共同研究です。

 

論文へのフルアクセス:

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/all.70077