当院では保険証の代わりに、保険証データの設定がなされたマイナンバーカードを保険証として使用することができます。

福島区は転入・転出の多い地域ですので、当然、前に通院していた先生と同じ薬が欲しい、という患者さんは多く来院されます。ところが、処方しようにも、青い蓋の容器に入っているだけで、薬の中身は不明であるとか、軟膏の名前を忘れた、ということもあるかもしれません。その場合に使う機能として、その薬が何かを調べるために、お薬手帳がなくても、実はマイナンバーカードで受け付けしたうえで薬剤履歴の閲覧に同意された場合、数ヶ月遅れでしか反映はされないものの、過去の保険診療における投薬歴が表示されるという機能があります。つまり、最近の投薬は反映されないものの、前から使用している薬剤の処方歴はマイナンバーカードでわかるので薬剤相互作用の安全評価が可能になるということです。

ということで、お薬手帳は必ずご持参いただきたいのですが、無い場合でも、マイナンバーカードを保険証の代わりとして受付をされますと、お薬手帳の代わりになって、ある程度の薬剤相互作用のチェックが可能となっております。なお、当院では、マイナンバーカード、保険証、お薬手帳、各種医療証(あれば)、当院の診察券(あれば)のすべてをご持参いただくことを推奨しております。マイナンバーカードだけでは通信エラーの場合に対応できませんので、従来の保険証もお持ちください。

 

※来年12月で従来の保険証は廃止になることが政府から発表されています。